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2026.02.15

ブログ記事

物忘れだけが認知症じゃない。家族が「最近ちょっと変かも」と思ったときの初期サイン3つ

【物忘れだけが認知症じゃない。家族が「最近ちょっと変かも」と思ったときの初期サイン3つ】

「最近、同じ話が増えた気がする」
「物忘れが多いかも…」

認知症というと“物忘れ”が真っ先に思い浮かびますが、実は物忘れだけが初期サインではありません。
家族が「あれ?なんか変だな」と感じたときに、ぜひ落ち着いて観察してほしいポイントがあります。

今回は、家庭で気づきやすい初期サインを3つに絞ってお伝えします。

初期サイン①:段取りが苦手になる(順番のあることのミスが増える)

料理、片づけ、買い物など、順番や手順がある作業で急にミスが増えることがあります。

たとえば…

料理の手順が前後してしまう(火をつけたまま別のことを始める等)
片づけの途中で何をしていたか分からなくなる
買い物で「何を買う予定だったか」だけでなく、買い物の流れ自体が崩れる
ポイントは、**「覚えていない」よりも「手順が組み立てにくい」**という変化です。
「以前は普通にできていたのに、最近増えてきた」と感じたら、ひとつのサインとして見ておきましょう。


初期サイン②:時間や場所があいまいになる(見当識の変化)

次に多いのが、時間や場所の感覚があいまいになる変化です。

今日が何曜日か分からない
約束の時間を間違える、すっぽ抜ける
行き慣れた場所で迷う(いつもの道・いつもの店など)
単なるうっかりと違うのは、**「頻度が増える」「本人も混乱している感じがある」**こと。
家族としては心配になりますが、まずは事実を淡々と観察するのが大切です。


初期サイン③:性格が変わったように見える(実は“困っているサイン”のことも)

認知症の初期には、記憶より先に気分や性格の変化として出てくることもあります。

怒りっぽくなった
不安が強くなった
やる気が落ちた、外に出たがらない
こうした変化は「性格が悪くなった」のではなく、
本人がうまくできないことが増えて“困っている”サインとして出ている場合があります。

だからこそ、ここで一番大切なのは—

本人を責めないこと

「なんでできないの?」
「さっき言ったでしょ!」

この言葉は、本人の不安や混乱を強めてしまうことがあります。
責めるよりも、次の行動が重要です。


家族ができる具体的な行動:メモを取る

受診や相談につなげるときに、いちばん役に立つのは“記録”です。

メモするポイントはこの3つだけでOKです。

いつから(時期)
どれくらいの頻度で(週に何回など)
どんな場面で困ったか(具体例)
記録があると、医療機関や相談先でも状況が伝わりやすく、
家族の不安も整理されやすくなります。


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最後に

認知症は、学べば学ぶほど「対応の負担」が軽くなることが多い分野です。
早めに気づき、責めずに、記録して、必要なら相談へ。

それが家族と本人の安心につながります。

株式会社美陽 代表取締役 今村陽平
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